名監督2マガジン

第19シーズン開幕展望号

特集1:今シーズンタイトル大予想!!

打撃部門 打 率 本塁打 打 点 盗 塁
イチロー(オ)
ウィルソン(日)

松井(西)


藤(西)

マルティネス(西)

鈴木健(西)
ローズ(近)

クラーク(近)

石川(近)


小久保(ダ)

村松(ダ)


ぽん吉(ダ)

猿(ダ)
神谷(ダ)

小坂(ロ)


草鹿(ロ)


投手部門 最多勝 防御率 奪三振 救 援
星野(オ)


白石(日)
西口(西)
宇佐美(西)

小池(近)


ドラエモル(近)
大塚(近)


工藤(ダ)


岡本(ダ)


小宮山(ロ)

北崎(ロ)


河本(ロ)



本命 対抗 ▲逆転充分 △可能性あり 要注意

打撃部門

首位打者の本命は勿論イチロー。対抗は近鉄の助っ人外国人クラーク辺りか。しかし過去の実績から考えて首位打者奪取は意外に厳しく、状況次第ではダイエー勢にも十分チャンスがある。注目はロッテの新人草鹿。高卒ルーキーながら既にプロ級とも言われているバッティングの実力は如何に。守備面も含め低迷しているチームをどこまで引っ張れるか。

本塁打・打点は猿と藤の一騎討ちが予想される。今シーズン猿は一番が予定されており、それが少なからず数字に影響しそう。脱税でちょっとブルー入っている小久保の奮起にも期待したい。

盗塁部門は本命松井に村松、小坂がどこまで食い下がれるか。しかしこの部門は常に混戦模様で全く予想不能。まさに予想するのはよそ(死

投手部門

先ず最多勝・防御率・三振だが、昨季不調だったものの本命はやはりこの人、ドラエモルで決まりだろう。今季は汚名挽回といきたいところだ。対抗は成長著しい左腕、白井。3年目の今年は充分タイトルを狙える位置まできている。あとは非常に厳しい状況だが、小宮山、西口は防御率、工藤もリーグ最強の打線を援護に最多勝を狙いたいところ。

救援は本命河本に大塚(近鉄)、岡本(ダイエー)の若手ストッパー達がどれだけ迫れるかがみどころ。チーム状況や起用法によっては充分逆転もあり得る。注目は河本とダブルストッパーを組むであろう新人北崎。同じく起用法次第ではいきなりのタイトル奪取も可能だ。


特集2:6球団戦力分析

オリックスブルーウェーブ

投手力: 星野、野田でどれだけ勝ち星を増やせるかがカギ。先発、中継ぎはやや駒不足。
攻撃力: 最大の問題はやはり主砲の不在。イチローだけではおのずと限界がある。

日本ハムファイターズ

投手力: 中継ぎの使い方がポイント。先発投手次第か。
攻撃力: これといって特色が無いのが特色か。ウィルソンの前にどれだけ塁を埋められるかがポイントだろう。落合頑張れ。

西武ライオンズ

投手力: エース西口を中心に、中継ぎ抑えと安定した投手陣は安心して見ていられる。
攻撃力: 松井、大友の俊足一、二番コンビから始まり、長打力のあるクリーンアップ藤、鈴木、マルチネスへと続く打線は強力。下位打線も油断は禁物だ。

近鉄バファローズ

投手力: 中継ぎがやや弱いものの、先発、抑えはリーグトップクラス。充分優勝を狙える。
攻撃力: 強力助っ人クラーク、ローズの両外国人に加え、今季四番には移籍の石川が座る。六番に下がった国本も黙ってはいないだろう。ただ全体的に見て走力のある選手が少なく長打力に頼らざるを得ない点に不安が残る。

ダイエーホークス

投手力: 完投能力のある先発陣に加え、中継ぎ、抑えもそれなりにやってくれそう。バックの援護も期待できるだけに意外とイケるかも!?
攻撃力: ロペス加入で更に厚みを増した強力打線。特に一番猿は他球団にとっても驚異だ。文句なくリーグ最強。

千葉ロッテマリーンズ

投手力: 黒木・小宮山−北崎・河本の必勝リレーで形を作っていけばAクラスに食い込める可能性も有り。
攻撃力: やる気の無さそうな助っ人にこのところ長打力の落ちてきた初芝が四番。果たしてこれでどうせよというのか。小坂を筆頭に若手の立川、福浦、そしてルーキー草鹿の頑張りに期待するしか無いという現状はチト寂しい。

総評

Aクラスは攻守のバランスのとれた西武が総合力で一歩リード、そのあとを追う近鉄、ダイエーとの三つ巴の戦いになりそう。如何に下位チームからの取りこぼしを少なくするかが重要になってくるのでは無いだろうか。昨季はダイエーがチーム防御率最下位ながら、強力な打線を武器に優勝をもぎとった。今季も同様の爆発力があれば充分に優勝を狙える。
一方、主砲とエースを一度に失ったオリックスは非常に危険な状態だ。波に乗れなければそのままズルズルと最下位転落という事もあり得る。ロッテは指定席の5位が順当、日ハムは残った順位だろうか。特にこれといった展望は無い。


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